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交差点になる家

時として都市の発展の波は、従来の暮らしの営みや見慣れた風景を受動的に変容させる。

都市計画道路によって後退を余儀なくされ、残った敷地は三角形で非常に厳しい条件であった。

平面的なつながりだけでは解決出来ない課題を、立体的にプランニングする事で豊かな空間を生み出している。

今迄の単なる街角から交差点へと移り変わる状況を、大きな開口部を設ける事で周囲の風景を取込むと共に、記憶にある生活道路としての親近感を保とうとしている。

CATEGORIES

モダン, 現代, 住宅, 受賞

所在

京都市

構造規模

鉄骨造 地上3階建

敷地面積

87㎡

延床面積

168㎡

受賞

京都市くらしの景観まづくり賞優秀賞